暗号資産を別の取引所や個人ウォレットへ送ろうとした際、以前よりも入力項目が増え、送金が保留された経験はありませんか?それはマネーロンダリング対策の国際基準である「トラベルルール」が適用されているためです。その仕組みと送金制限を解説します。
トラベルルールとは?
テロ資金供与やマネーロンダリングを防止するため、暗号資産交換業者に対して「送金元と送金先の個人情報を互いに通知・記録する」ことを義務付けた国際的な規制ルールです。
日本の取引所間における送金制限の現状(SygnaとTRUST)
現在、日本の取引所は主に2つの通知システム(SygnaとTRUST)に分かれています。
- 同じ通知システム間: 問題なく送金可能です。
- 異なる通知システム間: 取引所同士での直接の送金が制限されており、送金できない場合があります。
個人ウォレット(MetaMask等)への送金はできる?
多くの国内取引所からは、送金先の詳細情報(所有者名、利用目的など)を入力することで、個人ウォレットへの送金は引き続き可能です。

